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終物語(上)(講談社BOX)

2013年11月27日 23:02


終物語 (上) (講談社BOX)終物語 (上) (講談社BOX)
(2013/10/22)
西尾 維新、VOFAN 他

商品詳細を見る

アニメもいよいよ後半戦。 扇ちゃんも原作に先駆けて登場し、いろいろ暗躍しております。
その扇ちゃんが暗躍ぶりが十分に堪能できる「物語」シリーズ最新作。
終物語(上)」(西尾維新著/講談社BOX
作品紹介

真っ暗な眼の転校生・忍野扇。彼女が微笑みながら解き明かす、阿良々木暦の“始点”とは…?高校一年生のあの日、少年は絶望を味わった―これぞ現代の怪異!怪異!怪異!青春の、終わりを告げる影がさす。

☆ 阿良々木暦が友達を作らないワケとは?

よく考えたら次とその次で(予定通りだと)、物語シリーズ終わってしまうんですね…。
ただ西尾先生のことなので、また「暦物語」みたいなのが間に入ったり、上下巻になったりするのかも。
というわけで「終物語(上)」。
上下巻で中篇が3話ずつ(下巻はどうなる?)だとすると、「化物語」と全く同じ構成ですが、その辺は意識しているんでしょうか。

おうぎフォーミュラ
扇が調べた高校の見取り図に奇妙な点を発見し、調査することになった暦。
さっそくその場所に行ってみると、存在するはずのない教室が。 不用意に入った二人は、教室から出られなくなってしまう。 この現象には、どうやら暦が絶望を味わった高校一年の“あの日”が関係しているらしく…。

西尾先生、1クラス分の生徒の名前考えるの苦じゃないんですか(笑)。
しかもこんな難しい名前ばかり。 「勉強会に参加したメンバーの点数が高すぎるので、誰かが解答を横流ししたのでは?」という理由で開かれた学級会の顛末を描く話なんですが、ぶっちゃけこの疑惑って憶測の範疇を超えてないんで、巻き込まれた暦は哀れですな…。 しかしそうは言っても、この教師は酷いなとは思います。
それにしても今回の3つの話、「物語」シリーズには珍しく、ミステリーっぽいですな。 あの脱格で有名な西尾作品なのに(笑)。

そだちリドル
密室事件を解決したのと呼応するように登校してきた“あの日”の犠牲者である老倉育。
ガハラさんと衝突したり、暦に暴言を吐いたりと悪態をつきまくる彼女の真意を調べるため、中学を訪れた暦と扇だったが、彼女の使用していた下駄箱の中に謎の手紙を発見する。 それをきっかけとして、暦が忘れていた記憶を思い出すことに…。
ハーレム形式のこの作品ですが、よく考えると“幼馴染”がいなかったんですよね、この作品。
というわけで出ました、新キャラ・育ちゃん。 性格とか歪みまくってますが。
回想から暦の会っていた謎の少女が彼女なのはバレバレですが、その回想に客観的な光を当てる扇ちゃんマジ探偵。
でも廃墟の謎にはミステリーっぽさがありましたね。

そだちロスト
ガハラさんとの衝突以降、再び学校に来なくなってしまった育。
付いてきたがる扇ちゃんを無理やり引き離し、二人でやってきた羽川と暦。 なんとか家に入ることができた二人は、育からある依頼を受ける。 それは「失踪した母を捜して欲しい」というものだった。 だが彼女の話を聞くうちに、彼女の母は密室状態の部屋から忽然といなくなったことがわかり…。
ミステリーな中篇もいよいよ3話目。最後は王道中の王道「密室」です。
なんかこう、暦の記憶力と扇ちゃんの言うことにホイホイついて行ってしまっているところが非常に心配になりますが、とりあえずおっぱいが決断の後押しをするとか、いくら真面目に語ってても、軽蔑の眼差しで見てしまいますね(笑)。
それにしても扇ちゃんが本格的に暗躍してるな、今回。 あからさまに羽川を挑発しているし、怪しさMAXです。
羽川が追い詰められてからの逆転はちょこっとだけ燃えました。
そして明かされる育ちゃんの母失踪の真相。 いや~久しぶりにホラーです、オチが。
でもそんな展開からよくいい後味の終わり方をできるなと、感心いたします。

総評

久しぶりに、西尾作品でミステリーの楽しさを感じ取ることができました。
下巻もこういう感じに…ならないんだろうな~。たぶん。
まさかこんな終盤で新キャラが出てくるとは思いませんでしたけど、幼馴染ってポジションは、この作品に限らず不遇ですな…。そだちちゃんには幸せな道を歩んでほしい、そう願わずにはいられません。

暦物語 感想
憑物語 感想
恋物語 感想
鬼物語 感想
囮物語 感想
花物語 感想
傾物語 感想
猫物語(白) 感想
猫物語(黒) 感想
偽物語(下) 感想
偽物語(上) 感想
傷物語 感想
化物語(下) 感想
化物語(上) 感想



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