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まごころを、君に THANATOS(講談社文庫)

2013年10月17日 22:52


まごころを、君に THANATOS (講談社文庫)まごころを、君に THANATOS (講談社文庫)
(2011/06/15)
汀 こるもの

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メフィスト賞受賞作『パラダイス・クローズド』から始まる“タナトスシリーズ”。 その第2作。
そしてこの作品の半分は、魚の薀蓄でできているよ!
まごころを、君に THANATOS」(汀こるもの著/講談社文庫
作品紹介

真夏に自然科学部の熱帯魚が凍死した。調査を依頼された「探偵体質」の高校生・立花真樹(たちばなまさき)は、自然科学部と生物部の抗争に巻き込まれてしまう。文化祭を利用して生物部への「復讐」を目論む彼らだったが、当日、生物展示室を襲ったのは、予想外の凶悪爆破事件だった。双子ゆえの「傷」をも描くシリーズ第2作。

☆ 生物部と自然科学部の抗争。 謎の爆破事件の真実とは。

タナトスシリーズ第2弾。 今回は前回と違って一気に学園ミステリっぽくなりました。 そして学園ものにはお約束の文化祭! メイド喫茶も完備とか、いろいろと完璧過ぎる(笑)。
冒頭の真夏の自然科学部で起きた熱帯魚の凍死事件から始まり、全編アクアリウムに関する薀蓄と解説で埋まっている本作。 冗談抜きでこの作品読むと、アクアリウムについて詳しくなったような気がします。
凍死事件のトリック?に関しても、ちゃんとアクアリウムの知識が生かされていて、ロジックがすごいというより、薀蓄にへぇーと感心してしまいました。

そして肝心の爆発事件。
この事件では生物部と自然科学部の抗争、という構図の裏に、とある二人の哀しい関係が浮かび上がってくるのですが、それによって美樹と真樹の宿命が意識されるようになってます。 今回の真樹たちは前回に比べると、より人間らしいところが前面に押し出されていた気がします。
モチーフとしてシェイクスピアの「ハムレット」が使用されているのですが、ちゃんと伏線として物語に絡めてくるところは素晴らしい。 それにしても柳の木役って(笑)。

☆ ミステリっぽさは薄れましたが…。

西尾先生の『戯言シリーズ』のごとく、本格ミステリっぽさが抜けてきている本シリーズ。
前回に比べるとミステリっぽさは確かに薄いんですが、正直キャラの魅力が十分にあるので、そんなに気にならないですね。 むしろ前回と比べて面白かったです。 こっちの学園ものっぽい雰囲気の方が、このシリーズには向いてる気がします。

総評

すでに文庫では「フォークの先、希望の後」を購入済なんで、なるべく早いうちに読みたいです。
ところで汀こるものさんのブログ見てみようかな?

パラダイス・クローズド THANATOS 感想

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