世界征服 2 00-02(星海社文庫)

2013年10月02日 23:38


世界征服 2 00-02 (星海社文庫)世界征服 2 00-02 (星海社文庫)
(2013/05/10)
至道 流星

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先日紹介した至道流星先生の『世界征服』の続巻。 といっても、キャラクターは前回と違うし、ほとんど独立した作品として楽しめます。
世界征服 2 00-02』(至道流星著/星海社文庫
作品紹介

真理はここに。神の野心を打ち砕く礎にして、一条の希望なり
アメリカ・スタンフォード大学で研究員として働く桜井海斗は、学生相手に社会心理学の教鞭を執り、充実した日々を送っていた。だがその安寧は、世界最大の資本家・ブランフォート家による独裁支配計画書「世界統一政府プラン」を知ったことにより、暗転してしまう。口封じとして父を暗殺され、怒りと悲しみに暮れていた海斗は、遺伝子操作によって創り出された天才少女・リザと出会い、共にブランフォート家を打ち倒すため日本で活動を開始する……。
圧倒的なスケールとリアリティで描かれた「覇道」の世界征服、ここに開幕!

☆ ブランフォード家を打ち倒せ! 『覇道』の世界征服開幕!

なんというかこう…まずコレ読んでみて思ったのは、
なんだ至道先生、こういうのも書けんじゃん(笑)。
前半がいつもの至道作品と違うトーンで始まったので、ちょっと意外でした。 まさかこんな逆境から始まるパターンもあるとはね。 このまま違うトーンで行くのかとも思いましたが、後半は安心安定の至道節全開です(笑)。

あと今回は他の作品にはない試みとして、実際に起きた事件(9.11、炭素菌事件など)を織り込むことによって妙なリアリティを作品に与えています。 ああ、あったねー、9.11テロはアメリカの自作自演とかそんな陰謀論。
その荒唐無稽な陰謀論を、ブランフォード家の世界征服プランと大胆にくっつけ、それに挑む海斗たちという構図を上手く作り出しています。 一歩間違うと、胡散臭い陰謀論に振り回される愚か者の集まりに見えてしまう状況を、お得意の経済知識で補強。 やっぱりこういう知識あると強いな。

それにしても本作のヒロイン・リザ。 作中ではテキサス訛り、ということになってますが、文章はどう見ても関西弁(笑)。 日本でのシーンで関西弁で喋るようになりますが、見た目何が変わったんだ(笑)。
スッゴイ生意気なキャラですが、ぶたれると子供っぽく泣き出しちゃうところが可愛いっす。

☆ 3巻では1巻との繋がりが見えてくるのか?

今のところ本作を読んだ限りでは、1巻との繋がりが見えてこないですね。共通するキーワードが出てきてはいるんですが、凛たちと共闘するパターンなんですかね。 それはそれでいいけれども、ちょっと予定調和すぎるような…。

総評

そういえば星海社FICTIONSでまた至道先生の新作が出るみたいですね。
そっちも気になる所…ですけど、なんとなく話が読めてしまうのがね、至道作品のいいところでもあり、欠点でもあるんですが…。

世界征服 感想

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