悲痛伝(講談社NOVELS)

2013年08月15日 20:36


悲痛伝 (講談社ノベルス)悲痛伝 (講談社ノベルス)
(2013/02/27)
西尾 維新

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結構読むのが遅くなってしまった『悲鳴伝』に続く、
“伝説”シリーズ第2弾!

今回は実にタイムリーな(?)魔法少女が登場です。
悲痛伝」(西尾維新著/講談社NOVELS
作品紹介

すべてを失った十三歳の少年、空々空。感情を持たず、感性に欠けるがゆえにヒーローであることを強いられる、地球撲滅軍第九機動室室長。彼のもとに届いた悲痛なる事件の報せは、地球からの新たなる攻撃なのか?真相を探る英雄の前に立ちはだかるは…、魔法少女!?悲鳴から始まる英雄譚、第二弾。

☆ 英雄VS魔法少女!? 人が消失した四国の地で何が。

悲痛伝」購入してから随分遅くなってしまいました…。 ホントすいません。
最近の自分のレビューの遅さは、ちょっと反省しないといけないレベルなのは自覚してるんですが…。
モタモタしているうちに第3弾の「悲惨伝」出ちゃったし。

というわけで大遅刻の「悲痛伝」のレビュー。
西尾作品で「魔法少女」っていうと、「りすか」という先行作品があるわけですが、いかんせんこちらは未読なもので、関連があるのかどうか全く分からない(笑)。
ただ西尾先生の“魔法少女”というのがどんな感じなのかは、本作でよくわかりました。
相変わらず登場人物が大した活躍もせず、言いたいことだけ言って退場していきますね、このシリーズ。
“四国から全国民が消失した”という異常事態を調査するため、“地球撲滅軍”の室長になった空々空自ら、単独で調査に行くことに。
一人四国の地に降り立った空は、早々に何者かの攻撃を受け、通信手段を失ってしまう。 そんな彼の前に現れたのは登澱と名乗る魔法少女で…。
あの~西尾先生。 変換でなかなか出ない字を、嫌がらせのように使うのやめてほしいんですが(笑)。
“言”に“登”で「しょう」って字が出ねーよ笑)。
空を飛ぶ能力を持つ彼女の登場で、バトルか?と思いきや、うどん食ってる場合ですか(笑)。
予想外の展開を心がけるのはいいですけど、予想外すぎてもう何がなんだか。
『メタファー』『パトス』『ストローク』『パンプキン』『コラーゲン』と意味ありそうで、あんま考えてなさそうなコードネームがつけられた魔法少女がその後一人ずつ出てきます。しかし、西尾作品では当たり前ですが、素っ気無く能力の描写が行われた後、用済みとばかり退場する展開。空が魔法少女一人ひとりと対決するシーンは、それなりに読みどころはあるんですが、なにぶん書いているのが西尾先生なので、ものすごい文章の水増し感。 どう考えてももうちょっと短くなったはず。 この辺いつまでも直らないですね…。

☆ まさかの次回に続く!?

それにしても事態のスケールの大きさに比べて、登場人物の少なさよ。
今回登場した人物全員数えても10人いないでしょう。 でもこれって西尾作品では多い方なのか。

そして500ページ以上読んだにもかかわらず、まったく事態が進展した気がしない(笑)。
作中で撒かれた伏線を全て回収する必要はないとは思ってる口なんですが、500ページ読んでわかったことこれだけなのかよ! 魔法少女たちの謎の死に関しても、なんというかこの娘たち、こんな所まで来て何やってるんだろう、って突っ込みたくなるような真相。
そして相変わらず空の一人語りはテンションが低くて、いくら空が魔法少女の格好していても(!?)、いくら魔法少女のパンツめくっても(!?)笑いにならないのは、もはや奇跡。
前回もなんだかんだで文句ばっかり書いた気がしますが、今回もやっぱり愚痴ばっかりになってしまったよ。
とかなんとか言いながら、次回『悲惨伝』は購入済み。 自分はドMなんでしょう、きっと(笑)。

総評

最後になりましたけど、このタイトルって、
悲痛伝』→『悲2伝』
『悲惨伝』→『悲3伝』
『悲報伝』→『悲4伝』
『非業伝』→『非5伝』
ってことですよね。うん、もう何も言うまい…。


悲鳴伝 感想

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