映画「風立ちぬ」観てきました!

2013年07月21日 13:51


風立ちぬビジュアルガイド (アニメ関係単行本)風立ちぬビジュアルガイド (アニメ関係単行本)
(2013/07/20)
スタジオジブリ

商品詳細を見る

昨日20日に公開されたスタジオジブリ宮崎駿監督作品
「風立ちぬ」観てきました!

実はジブリアニメはこのブログでも何回か感想は書いてますが、宮崎駿監督の作品を劇場に見に行くのは、意外にもコレが初めて。息子の吾郎氏や他の監督作品では結構いまいちな感想を書いちゃってますが、今回はどうでしょう。

結論から言うと、やっぱり息子とは演出力の格が違った(笑)。
内容は他の感想ブログでも言われているとおり「ジブリアニメ流『プロジェクトX・零戦』」といった内容。
「紅の豚」以来の飛行機映画、と前評判では言われてましたが、「豚」と本作では、受ける印象がだいぶ違います。
とりあえず気になった所をいくつか。
宮崎駿作品ではもはやお馴染みの、美しい飛行シーン&空は健在。二郎の夢の中に出てくるカプローニが、二郎に様々な啓示を与えてくれるわけですが、この幻想的なシーンのおかげで、ドキュメンタリーにならずに済んでます。こういうところはアニメである強みを生かしてますね。
しかし今回はお家芸である「飛ぶ」シーン以上に「歩く」シーンが非常に多いです。 堀越二郎という実在の人物がモデルになっているので当たり前なのですが、パンフレットに書いてあった「地に足のついた映画」というのが、この映画を的確に表しています。
それにしても二郎の子供時代から学生時代~社会人~零戦を開発するまでの展開の手際の良さは、やはり宮崎駿監督だなと思いました。 去年の「おおかみこどもの雨と雪」もそうでしたけど、こういった長いスパンの話を映画にするときは、よっぽどテキパキ進めていかないと絶対時間内に収まらないんですが、この映画は非常にその点で上手くいってます。 かといってテキパキしすぎると、性急な映画になってしまいますが、本作はちょうどいい感じ。
この作品、細田守監督をはじめとして、同業者が絶賛しているわけですが、それもそのはず「クリエイター賛歌」の映画ですから、モノ作っている人間にはやっぱり響くものがありますよね。

堀越二郎役の庵野氏の演技がいろいろと賛否両論ですが、個人的にはそんなに気にならなかったです。
ネットでよく見ますが、庵野氏の演技がマズいからって、この作品を全否定しちゃうのはやっぱり違うんじゃないかと思います。 というかこういう演技はジブリ作品じゃ珍しくないでしょう。
もうひとつネットの感想で、試写会で子供が飽きて走り回ったとか書いてありましたけど、そもそも子供向けではない内容ですし、「トトロやポニョみたいな愛らしいキャラクターが出てこない!」なんて逆ギレしているバカ親はホントどうしようもない(笑)。

菜穂子との恋愛、そして結婚式のシーンは美しかった。月並みだけどジブリのヒロインは肉感的でいいですね。
今書いていて思ったけど、今回はジブリ作品にしては、女性キャラの存在があまり前に出てこないですね。
そういう意味でも、やっぱり宮崎駿作品としては、ちょっと異色な作品なのではないでしょうか。
ただちょっとドイツ語を喋っているシーンで字幕が欲しかったかもしれない。 なくてもなんとなく分かるんですが、あった方が理解が深まったと思います。
決して子供向けではないですが、宮崎駿監督の久しぶりの飛行機映画は、モノを作る人全ての人に見てほしい素晴らしい映画でした!

映画の話から変わりますけど、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」の予告編がなんか凄かった。ちょっと気になります。
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://matrixblog.blog65.fc2.com/tb.php/1084-cae8ea13
    この記事へのトラックバック