とある飛空士への誓約2(ガガガ文庫)

2013年06月07日 23:30


とある飛空士への誓約 2 (ガガガ文庫)とある飛空士への誓約 2 (ガガガ文庫)
(2013/02/19)
犬村 小六

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「とある飛空士」シリーズ最新作第2弾!
今回は坂上とイリアの対決、そして彼女の過去を描きつつ、エリアドールの7人の秘密が徐々に明かされ…。
とある飛空士への誓約」(犬村小六著/ガガガ文庫
作品紹介

疑心暗鬼が七人の友情を切り裂いてゆく。

――空は、墓場だ。
――わたしは人間ではない。戦闘機の一部だ。
かつて「空の王」と呼ばれた父、カルステン・クライシュミットの教え。
その言葉を胸に刻み、一個の鉄塊となったイリアは、今日も灰色の空へ向かい離陸する。

25戦中、24勝1敗。撃墜数33機――。
エアハント士官学校飛空科の「模擬空戦」において、驚異の記録を更新中のイリア・クライシュミットは、「空の一族」の追撃からただ一機帰還し、叙勲までされた士官候補生たち「エリアドールの七人」の中では突出した存在となっていた。
比して、イリアと共にエリアドール飛空艇の操縦を担当した坂上清顕(さかがみ・きよあき)の戦績は、11戦して2勝0敗9引き分け。撃墜数0機。
互いに撃墜王の父を持ちながらも、イリアに実力の差ばかり見せつけられ、悩み、焦る清顕。

――なんのために、ぼくは戦場を飛ぶ?
――なんのために、ぼくはひとを殺す……?

そして、平穏な学園生活の中で懊悩する裏切り者の工作員「ハチドリ」。その正体も明らかに――!?
七人の主人公が織りなす、恋と空戦の物語。激動。

☆ 激動の第2巻! イリアの過去と「ハチドリ」の正体。

前回の1巻を読んだのが去年の11月。 約半年間が開いてしまってちょっと記憶がうろ覚えです。
こういうとき、前回の感想記事を読むと記憶がよみがえってきてくれるので、そういう意味でもブログは継続するものだなと思ったしだい。
まあ、それはどうでもよくて、今回は模擬空戦で記録を更新中の、赤髪が印象的な少女・イリアメイン回。
彼女の父・カルステンとの関わりを描きつつ、坂上との対決するクライマックスへ一直線。 本当に孤高の人な感じが良く出ていて、女だけど素直にカッコいいです。 親父さんはやばい位に坂上の父親を恨んでますね…。 このすれ違いが解消される日は来るのでしょうか?

そして同時にエリアドールの7人のそれぞれの秘密が徐々に明らかになってきました。
犬村先生のコメントにもあるとおり、ネタバレすると結構ヤバイので、詳しくは書けないんですが、ハチドリの正体も明らかに。 なんとなく分かってはいたけど、意外と読者にばらすの早かったですね。
また今回あまり過去がフィーチャーされなかったキャラに関しても、この展開を考えると何かワケありな気がしてしょうがないんですが…。

☆ 坂上VSイリア! 勝負の行方は!?

このシリーズではもはやお馴染みとなった空戦シーン。
最初は3VS3で始まる戦いも、最終的には坂上VSイリアという展開になるのはお約束。ただイリアが1巻のころに比べて、明らかに刺々しさが薄れてきていますね。 こういう感情の変化がこの先どういう風にストーリーに影響してくるのか…。 坂上とミオの関係もどうなることやら。
ところでこういった空戦シーンの面白さって、読み手の想像力いかんで結構変わってくるものだと思うんですが、未だに「イスマエル・ターン」ってどういう技なのか分かってなかったりする自分がいます(笑)。
こういうのって実際に動いてる姿を見せてくれないと…、って思ったんですが、実際に見てもやっぱりよく分からないかもしれない(笑)。
だから提案なんですが、早くどこかの会社がアニメ化でもすればいいと思います。
あ、アニメ化で思い出したけど、「恋歌」アニメ化するかもみたいな話が出ているみたいですね。 個人的には「夜想曲」が見てみたいんですが…。

総評

これもしかすると案外早く終わってしまうのかもしれませんね。
多分7巻ぐらいで完結予定なんだとは思いますが、もうちょっとハチドリの正体を引っ張っても良かった気はするんですけどね…。 次巻に期待です!

とある飛空士への誓約1 感想
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