暦物語(講談社BOX)

2013年06月02日 22:06


暦物語 (講談社BOX)暦物語 (講談社BOX)
(2013/05)
西尾 維新

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物語シリーズセカンドシーズン放映間近!
表紙にも描かれている通り、今回は当初予定にはなかった作品。
『化物語』以来の短編集です。
暦物語」(西尾維新著/講談社BOX
作品紹介

美しき吸血鬼と出逢った春夜から、怪異に曳かれつづけた阿良々木暦。立ち止まれぬまま十二ヵ月はめぐり、<物語>は、ついに運命の朝を迎える!“光の魔術師”VOFANによる本文挿画12枚のカラーバージョンが、ポストカードセットとして発売決定! 青春に、予定調和はおこらない!

☆ 吸血鬼との出会い~運命の朝までの物語!

本来物語シリーズは、前作の「憑物語」から始まって「終物語」と続くはずだったのですが、ここにきて急に決まった「暦物語」の刊行。短編集としては、『化物語』以来です。
春休みにキスショットと出会って、様々な怪異がらみの事件に巻き込まれた阿良々木君。 本作はその大きな事件の合間に起こった小さな怪異?&日常の謎を阿良々木君が解決していくという話。なんというか物語シリーズ流『氷菓』といった趣に仕上がってますが、日常の謎とも呼べないような本当にどうでもいいような話も結構あります。

こよみストーン
羽川から聞いた“中庭にある祠に祀られた石”の謎を解く事になった阿良々木君。 彼女によればそもそもその場所には祠などなかったはずだと言うのだが…。
羽川担当の、これぞまさに日常の謎ミステリー。 種が分かれば、なんということはなかった。 ただささいなことながらも意外なオチが。 ああ、あるよね、そういう授業(笑)。

こよみフラワー
戦場ヶ原から聞いた“屋上のフェンス近くに置かれた花束”の謎。 直江津高校では設立以来、自殺者はいないはずなのだが…。
なんだか久しぶりにガハラさんの罵詈雑言を聞いた気がします。いいぞ、もっとやれ(笑)。
これも種が分かればなんということはない日常ミステリー。

こよみサンド
八九寺から聞いた“真夜中の公園の砂場に描かれる鬼の顔”の話。
八九寺ィィィィィ!! 会いたかったよ~!!(笑)
懐かしいやり取りも復活して、満足満足。
実は八九寺、この後の話でまた出てくるのですが…。

☆ 1話につき1ヒロインの話が12話!!

そのほか、神原家に伝わる風呂の不思議な話(こよみウォーター)。 阿良々木家に招待されたテンパリ気味の撫子が可愛すぎる話(こよみウィンド)。 “ドーナツはなぜリング状なのか”という心底どうでもいい議論を忍が繰り広げる話(こよみトーラス)などを含め、火憐、月火、影縫さん、余接ちゃんといったヒロインをフィーチャーした短編が12話収録されてます。
そして未だ謎が多いキャラ・忍野扇やら、臥煙さんの話まであるんだから、結構重要な話、なのかもしれない。
扇ちゃんはまだシルエットしかわからないですが、臥煙さんはちょっとデザインが分かってきましたね。意外と見た目は若そうだぞ。
何げに阿良々木君が大変なことになってたり、もう会えないと思っていたアイツがなぜか最後に出てきたりと、1話1話は軽くても、どうでもよくない話がさらっと出てきましたね。
あと2冊。 どんなフィナーレに向かうのか、本当に楽しみです!

総評

ココ最近「戯言」シリーズを読んだから思うんですが、やっぱり西尾先生は戯言よりバカ話やってるときの方が好きだな(笑)。 そっちの方が活き活きしている気がする。
アニメは7月からやるみたいですが、シリーズ初の2クールはどんな感じになるのでしょうか?

憑物語 感想
恋物語 感想
鬼物語 感想
囮物語 感想
花物語 感想
傾物語 感想
猫物語(白) 感想
猫物語(黒) 感想
偽物語(下) 感想
偽物語(上) 感想
傷物語 感想
化物語(下) 感想
化物語(上) 感想



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