ネコソギラジカル(中) 赤き征裁vs.橙なる種(講談社文庫)

2013年05月23日 23:01


ネコソギラジカル(中) 赤き征裁vs.橙なる種 (講談社文庫)ネコソギラジカル(中) 赤き征裁vs.橙なる種 (講談社文庫)
(2009/04/15)
西尾 維新

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引き続き『ネコソギラジカル』3部作の真ん中です。
西東の元に殴り込みをかけたいーちゃん達一行の前に現れた少女・想影真心。
彼女の登場により、いーちゃん達の戦況に変化が…。
ネコソギラジカル(中) 赤き征裁vs.橙なる種」(西尾維新著/講談社文庫
作品紹介

10月、戯言遣い・いーちゃん、狐面の男、双方共に犠牲を出しながらもどうしようもない戦いが続く。十三階段を切り崩すべく行動する戯言遣い。しかし、澪標姉妹の襲撃で絶体絶命の危機に。

☆ 犠牲を出しながら続く戦い。 そして呆気なさ過ぎる終結。

本作のレビューを書く前に「読書メーター」で本作『ネコソギラジカル』の感想を一通り見てみたんですが、ま~何と言いますか、みんな幸せな頭してんな、と羨ましくなります。(特にテンション高く『最高傑作級!!』なんて書いている人は)
というのも、私もそこそこ人に自慢できるほどの読書量になってきまして、その中には複数回の読書に耐えうる超弩級の傑作もいくつかあったわけです。
それらの作品をボリューム満点の定食だとすると、西尾先生の作品はさながら食パン食ってるみたいな印象なんですよね…。
結論として何が言いたいかというと、
これでいいんかい、西尾先生(笑)。
前回「多分中巻も下巻も脱臼した感じなんだろうな~と予想していますが、それすらも予想外の方向に転がして行きそうなんだよな」なんて書きましたけど、まさかいーちゃんVS西東という構図が勝手に立ち消えになるなんて誰が予想するよ?(笑) とんだ肩透かしですよ!
まあ、いつもの西尾節なのは理解してるつもりなんですが、あまりにも変化球を狙いすぎている感じがどうにも…。
最終章なんだし、カッコいい見せ場があってもいいんじゃないかとは思うんですが、今回も例によって例によってで何もしないんですよね、いーちゃんは。その代わり見せ場があるのは、久しぶりに登場したアイツ。
もうコイツが主人公でいいと思います(笑)。

それでも真心ちゃんが開始早々登場して、潤さんを一撃で薙ぎ払った時には、波乱を感じましたよ、もうそれはそれは。ネタバレなんでアレですが、今回はいーちゃんサイドの人間が結構死にます。思えばこれまでも結構死んでますねいーちゃんの周りは…。 で、そんな私の期待を、西尾先生は見事に裏切ってくれました(笑)。

☆ 最終巻はいーちゃんと玖渚友の行く末が中心に。

ああ、やっぱり最終巻はこの二人の話になるのね。
でもいーちゃんと友って、本編でそんなに触れ合ってないよね(笑)。 友が全然出ない巻だってあったし。
友にタイムリミットがあることを知ったいーちゃんが、どんなフィナーレを導くのか大変気になりますが、やっぱり最後まで大方の予想を裏切る展開をするんでしょ? もうわかってるんだから(笑)。

総評

長かった『戯言』シリーズも残すは1冊。
なんだかんだ書きましたが、多分読みます。 そうじゃないと気持ち悪いし。
いーちゃんよ、最終巻はいいところ見せてくれよ!

ネコソギラジカル(上) 十三階段 感想
ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 感想
サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 感想
サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し 感想
クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 感想
クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 感想
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い 感想



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