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まおゆう魔王勇者1 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」(エンターブレイン)

2013年01月27日 19:47


まおゆう魔王勇者 1「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」まおゆう魔王勇者 1「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」
(2010/12/29)
橙乃 ままれ

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うちのブログに、ついにやってきました「まおゆう」が!
アニメ絶賛放映中なんで手にとってみたんですが、予想外に長かった…。
まおゆう魔王勇者1 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」』(橙乃 ままれ著/エンターブレイン
作品紹介

ネットで話題騒然の『まおゆう』が遂に登場!

王道RPGにおけるオーソドックスな対峙---
片や、剣と魔法を自在に操つり、一人で一軍にも匹敵すという、勇者。
片や、魔界のすべてを統べる、魔王。

魔界にそびえる魔王城、その奥深くにある謁見の間。
魔王のあまりにもありがちな問いと、勇者のわかりきった答えから、全世界を巻き込んだ魔王と勇者の冒険劇が、いま始まる。

書籍化にあたり著者である橙乃ままれ自身による大幅な加筆修正はもちろん、この作品に惚れ込んだゲームデザイナー桝田省治が全面監修。 この物語を見ずしてファンタジーは語れない!?

☆ 魔王と勇者が手をとって世直しの旅へ!

アニメ絶賛放映中。 魔王のおっぱいに目が行きがちですが(笑)、原作は結構まじめなストーリーでちょっと意外。
読む前はもうちょっとテンプレートな話だと思ってたんですよ。 バトル多目の「SAO」みたいな奴だと。
でもいざ読んでみたら、ぜんぜん違いました。 どっちかというと「狼と香辛料」とか「羽月莉音の帝国」みたいな経済ラノベの側面が強いです。 ネットで話題ということだったので、「SAO」みたいな王道のほうが受けがいいんだろうと勝手に思っていたので、よくこんな話の作品が人気出たな~とも思ったり。 ちょっとネット小説見直した…。 と思ったら、2chのSSの書籍化らしいですね。 だからこんな構成なのか。
でもこの作品、全文セリフで構成される、いわゆる舞台の脚本(戯曲小説)の体をとっているので、人によってはかなり違和感あるかも。実際私も最初のうち慣れない形式に戸惑いました。
「羽月莉音の帝国」では革命部の面々が経済の仕組みを利用してどんどん勢力を拡大していくわけですが、本作はその革命部の面々が魔王と勇者で、舞台がファンタジー設定という感じ。 あと目的が世界征服じゃないことぐらいしか違いがない気がする。
加えて欄外の解説がやたら多くて、士郎正宗さんのマンガかと思っちゃったよ(笑)。
キャラクターに関しては、超美人で巨乳の魔王、ちょっとバカで童貞(!)の勇者、独自のメイド道を行くメイド長、勇者のパーティの元メンバー・女騎士などなかなか個性的な面子。 こう書いて気がつく人もいるかと思いますが、この作品、登場人物たちの固有名詞がないんです。 だからお互いを呼び合うときも「魔王」「勇者」「女騎士」という感じ。魔王と勇者はなんとなくわかるとして、さすがに誰からも「女騎士」と呼ばれていることには違和感ありまくり。 せめて勇者と彼女には固有名詞つけてやれよ。
それはともかく、お約束ですが勇者を巡って魔王と女騎士が恋のライバルに。 この辺はやっぱりベタですが、ないとなんとなく寂しい。 でも正直なくてもこの作品の場合、そんなに問題ない気がする。

もちろんバトルのシーンもあって、なんとなくこの辺は「SAO」と一緒の「俺つええ!」補正がかかりまくりですが、この辺はご愛嬌。
とにかく経済の知識プラスαを生かして、国民たちの生活を徐々に変えていくシーンが面白くて、そこだけ読んでも全然元が取れる内容。 そういう意味では「もしドラ」にも似ているかも。 もうちょっとストーリーがあってもいい気がするけどね。 ちょっと主人公サイドにピンチが無さ過ぎるというか。

☆ アニメはまだ未見ですが…。

「狼と香辛料」って冒頭に書いたけど、そういえば魔王のCVはホロと同じく小清水さんでしたね。 なにかつながりがあるのだろうか?
それにしても思ってたよりも長く感じたな~。 作品中でもけっこうな時間が経っているし、セリフで全部表記されているせいもあるかもしれない。
こういう作品が出てきたら、地の文なんて要らないんじゃね? なんて言うマヌケが出てきそうですが、逆にこの作品を読んで自分は地の文の大切さを再認識した気がします。 もっともこの作品の場合、戯曲形式という小説とは違う形式で書かれているので、一概に長短を比べられないですが…。

総評

ファンタジーを読んだというより、経済を説明した新書を呼んだという感じが強いかな。
だからあらすじの最後の「この物語を見ずしてファンタジーは語れない!」ってのは明らかに言いすぎですが、方向性としては面白いな、と思いました。 続巻購入は現在検討中。

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