『ハードコア』観てきました!

2017年04月03日 16:40



エイプリールフールの日に全編一人称視点で撮影されたSFアクション映画『ハードコア』を鑑賞してきました。
去年からちょっと話題になっていた本作ですが、ようやく見ることが出来ました。

で、感想ですが、
やべええ! 映画史的にも画面酔いするって意味でも色んな意味でヤバイ作品でした!!
まず先に言っておきますが、体調の悪いときや疲れているときには見ない方がいいです。 死にます(笑)。
あと映画館で座る席も、なるべく後ろのほうがいいです。 前だとかなリ疲れます。 ツイッターとか見ていても、三半器官強い人でも途中退室している人が結構いるので注意。
というわけで画面がとにかく揺れる揺れる。 観客の三半器官のことなど“そんなの関係ねえ”と言わんばかりにグラグラ揺れるので正直私も体調に気をつけてなかったらやばかったかも。
『ブレア・ウィッチプロジェクト』以降、こういうPOV映画って浸透しまくって正直手法的には珍しくないんですが、最近になって『クロニクル』とか『エンドオブウォッチ』とか一歩進んだ感じの作品が出てきて、その究極が出てきたって感じですね。

ストーリーは、中学生、いや小学生の妄想レベルのB級っぷりなんですが、だからといって侮るなかれ。 設定とか意外に考え抜かれていて、バカにできないですよ。
主人公の視点で描かれるおかげで、例えば肘から先がないとか、足がクルクル回ったりとか、プラグを胸に刺すとか、とにかく痛覚に訴えるシーンの生々しさが尋常じゃないです。 その他目の前で敵の頭が吹っ飛んだり、文字通りハードコアな描写のオンパレードです。
あと意外に笑うシーンが結構あります。 この監督(イリヤ・ナイシュラー)ギャグセンスがある人なんだろうな。 馬に乗ろうとするシーンで『マグニフィセント・セブン』でも流れた『荒野の七人』のテーマ曲が流れてきたりして、結構笑ってしまったよ。
そして忘れてはいけないこの映画の影の主役・ジミー役のシャールト・コプリーさんが最高すぎます(笑)。
ヤクをキメながら6Pしたり、パンイチで敵に向かっていったり、アジトでビックリなミュージカルシーンを見せたりと大活躍過ぎる。
おそらくシャールト・コプリー史上、ブッチギリ最高のシャールト・コプリーが見られるので、彼のファンは絶対見に行くんだ(笑)。 そして終盤では彼に泣かされるし、もう最高です。
彼の意外な正体が明らかになってからのアクションが、その能力を活かしたアイディアあふれる戦闘シーンになっていたのも素晴らしかったですね。

その他FPSを意識しているおかげで、敵の倒し方にちゃんとロジックが感じられたり、上下の移動が多いために嫌でもハラハラするし、いろんな映画に対するオマージュも随所に見られるし、一人称視点ばかりが話題になりがちの本作ですが、アイディア一発だけではない映画にちゃんとなっているのが素晴らしい。ぶっちゃけこの手法じゃなくても、B級SFアクション映画としては100点満点でしょう。 ラスト乱闘シーン、主人公の周りを敵の軍団がグルグル回ってるのとか、ブルース・リーの映画以来ですよ(笑)。
その後の大殺戮大会は異常なテンションの高さで、主人公同様アドレナリン出まくり。 終始ニッコニコの鑑賞でした(笑)。

というわけで個人的には今年ベスト級です。 最高にして最凶です。
万人にオススメ、とはいきませんが、三半器官に自身がある方は見に行きましょう。 ただし鑑賞後の体調に関しては自己責任でお願いします(笑)。
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