『ジャック・リーチャー Never Go Back』&『劇場版 艦これ』観てきました!!

2016年11月27日 00:19



見た日は別々なのですが、『ジャック・リーチャー Never Go Back』と本日公開の『劇場版 艦これ』鑑賞してきました。

まず『ジャック・リーチャー Never Go Back』から。
『ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション』のときにちょっと言いましたが、シリーズ前作『アウトロー』が結構好きなのです。
あのちょっとハードボイルドタッチな空気、派手さよりもリアルさと痛みを強調した描写、ミステリーとしての面白さ、静と動の緩急がついた演出、そして時折挟まれるオフビートな笑いと、結構完成度の高いアクション映画でした。

その印象があって、今回も非常に楽しみにしていたのですが、
残念ながら今回は監督がクリストファー・マッカリーからエドワード・ズウィック(ラストサムライの監督)に変わったせいなのか、本当にフツーのアクション映画になっちゃってました…。
監督が変わるとここまで作品のトーンが変わってしまうものなのかと、悪い意味で驚きでした。
今回の監督のエドワード・ズウィックって他の作品は前作『完全なるチェックメイト』しか見たこと無いんですが、本作を見る限り、アクションシーンの演出がとんでもなく下手だな~って思った。
前作は派手さは無くとも連携プレー、頭脳プレー的アクションが非常に多かったんですが、今回は見かけこそ派手になってますが、銃撃戦にしても殴り合いにしてもどっかで見たような新鮮味のないシーンが続いて、頭を使ってないゴリ押しアクション感が凄いです。
そしてこれが一番ゲンナリした部分なんですが、あのサマンサって娘はこの作品に必要なのでしょうか?
正直事件の当事者じゃないし、終始リーチャーの足を引っ張る行動しかしないんですよ。 一緒に住んでた親が殺されたあとで、暗殺者に狙われてるとわかってるはずなのに、GPS付きの携帯で軽々しくメール送ったり、外のハロウィンパレード見るために自分はここですよと言わんばかりに堂々ベランダに出ちゃったり。 しかも性格が今時珍しいぐらいの超生意気キャラなので、演じてる女優の微妙なブサイク加減もあって、終始ストレスしか感じませんでした。
敵側の尾行の仕方とか、リーチャーたちの町中での全力疾走だとか、黒幕が全然出番が少ないので、真相を見抜かれて逮捕されてもカタルシス0だったりとか、ツッコみだしたらキリがないですね。 ラストのサマンサの行動も、わかり易すぎる伏線でしたし。
どうも父と娘の絆みたいなことで感動話にしたかったんだろうけど、泣けるわけ無いですよこんなんで。
しかもそのクソ生意気な娘から『また私に会いたくなった?』みたいなメールが来るんですが、冗談じゃねえ、二度と会うかボケ!!

というわけで、個人的には『スーサイド・スクワッド』級にガッカリ映画でした。 ヒロインがとにかく可愛くないので評価はこっちの方が下かもです。
これ原作通りなのかな、と思って調べてみたらやっぱり原作から大幅に話が変わってるっぽい。
それなら原作にも興味は出てきますが…。



そして本日公開の『劇場版 艦これ』
あのいろんな意味で評価の低いTVシリーズを作ったあとで、どうやったら劇場版を作ろうという話になるのか不思議でしょうがなかったんですが、実際見てみたら期待値がそんなに高くなかったせいもあって、意外と楽しめました。
ただしあくまでもTVシリーズと比べて、ですが。

TVシリーズで批判の多かった戦闘シーンでの棒立ち水上スキーは流石に改善されてましたね。今回はちゃんと水上スキーしているように見える(笑)。 CGは少なめにして作画によるアクションシーンが多くなっていたのは大変良かったです。
ただストーリーに関してはTVシリーズよりはマシになったものの、相変わらずグダグダで何がしたいのかよくわからない(笑)。
私、アニメしか知らないし、ゲームに関しては全くノータッチですが、それでも深海棲艦が沈んだ艦娘の成れの果てだということぐらいなんとなく察しはつくし、それを今更ドヤ顔で衝撃の事実っぽく話されても…。
今回のラスボスも他に良い設定がなくて、無理やり急拵えで作りました感がすごくて、そもそも艦これってそんな壮大なセカイ系みたいな話だったの? 演出もなんだか急にシャフトっぽくなるし。
この辺の展開は史実をなぞってるのかどうかは知らないですけど、ファンは本当にこういうの見たかったのかな? TVシリーズでは喋ってたのに、ぜかましといい、セリフないキャラも結構いたし。
ご都合主義でもいいから、せめてガルパンみたく、今まで出てきた艦娘総登場みたいな流れだったらまだ盛り上がったような気がするんですが…。
ただそんな中でも、TVシリーズで物議を醸した如月関連の話に一応のオチをつけたのは良かったです。 ファンが納得しているかどうかは不明ですが…。

というわけで、今回は終始シリアスモード、ということで正直何回も見に行くような映画ではないような気がしますが、多分そこそこヒットするように思います。 少なくとも無茶苦茶ひどい、というわけではないのでファンの人は是非。
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