作品紹介 ダメだと思うほど――許されないと思うほど――忘れようと思うほど――強烈に惹きつけられてゆく
母との別れを支えてくれた葵を、妙に意識してしまい動揺する是光。
そんなところに、「ぶ、文化祭の実行委員に、赤城是光くんを、推薦します」みちるの発言に始まり、
月夜子主催の日舞研の出し物、朝衣の特別警護班への参加要請と、文化祭の準備に奔走するハメになってしまう。
学校行事には慣れない上に、クラスメイトには避けられ、帆夏も何故か素っ気ない態度。
そんな時、資料を差し入れてくれる、正体不明の援助者が現れ――!? 大人気学園ロマンス、第8巻!!
☆ 葵と帆夏をよそに、みちると文化祭実行委員に!?もはや是光のハーレムラノベと化した(是光には自覚なし)本作品ですが、あと2巻で終了とか寂しい…。
毎度のことですが、好きなシリーズが終わってしまうのは何とも言えないですな。
さて、今回は級長こと花里みちると共に、文化祭の実行委員に任命されてしまった是光の話。
学校内では散々怖がられている是光なので、当然クラスメイトからは避けられてしまうことに(というかこれまでの文化祭での是光のエピソードがいろんな意味で泣ける)。 是光自身は楽しもうとしているんですが・・・。
みちるの発言によって帆夏はそっけない態度だし、葵も同じくおかしな態度。 是光はわかってないですが、二人の焼きもちっぷりがほんんんとううううに可愛すぎです!! 野村先生ホントいい仕事してます。
そしてそんな是光のもとに謎の助言者が。
是光&ヒカルは、手紙の差出人は帆夏ではないかと推理しますが、正体の分からないまま文化祭の準備に奔走。
この辺の是光の奮闘振りは、序盤の是光を知っているとなかなかに来るものがあります。
☆ なんだかんだ言って是光を気にする朝ちゃん(笑)。今回、本編とは別に巻末に朝ちゃんを主人公にした短編があり、是光を呼び出して特別警護班に任命した裏側が明かされるのですが、もうね、朝ちゃんが本人が意識しているのかしていないのかは分からないですけど、是光のことで頭いっぱい(笑)。 序盤のツン一直線だった彼女は一体何処へ(笑)。 ホント野村先生が女性のおかげでヒロインキャラの心情が繊細というか描写が上手いな~。
総評あと2巻でどう話をまとめてくるのか。続きが大変に気になりますが、野村先生がもう準備しているという新シリーズの方もどうなるのか。
“空蝉”ヒカルが地球にいたころ・・・・・・7 感想“朝顔” ヒカルが地球にいたころ……6 感想“末摘花” ヒカルが地球にいたころ……5 感想“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……4 感想“若紫” ヒカルが地球にいたころ……3 感想“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……2 感想“葵” ヒカルが地球にいたころ……1 感想
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