2016年05月15日 23:45
やっと読めた! ライトノベル界随一の銃火器マニアである時雨沢先生による、SAOスピンオフ!
アニメSAOで銃火器監修をした著者の"本気”のガンシューティングを見よ!
『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅠ ―スクワッド・ジャム―』(川原礫著/電撃文庫)
作品紹介
『キノの旅』の時雨沢恵一&黒星紅白による、もう一つの『ソードアート・オンライン』が登場!
銃と鋼鉄の世界《ガンゲイル・オンライン》を舞台にしたアニメ『ソードアート・オンラインII』ファントム・バレット編。
その銃器監修を担当した時雨沢恵一だからこそ描くことができた、新たなSAOワールドがここに!
身長183cmの女子大生・小比類巻 香蓮(こひるいまき かれん)。長身コンプレックスが災いし《現実世界》では人付き合いが苦手な彼女を変えたのはVRMMO《GGO》だった。
身長150cmにも満たない理想の"チビ"アバターを手にした香蓮は、全身ピンクの戦闘服を身に纏い、プレイヤー"レン"となってGGO世界を駆け回る!
そんなレンの前に現れた美人プレイヤー"ピトフーイ"。GGO内ではレアな女性同士、意気投合するが――ある日レンは、最強ガンナー決定戦《BoB》のチームバトルロイヤル版《スクワッド・ジャム》への参戦をピトフーイから打診され……。
銃と鋼鉄の世界《ガンゲイル・オンライン》を舞台にしたアニメ『ソードアート・オンラインII』ファントム・バレット編。
その銃器監修を担当した時雨沢恵一だからこそ描くことができた、新たなSAOワールドがここに!
身長183cmの女子大生・小比類巻 香蓮(こひるいまき かれん)。長身コンプレックスが災いし《現実世界》では人付き合いが苦手な彼女を変えたのはVRMMO《GGO》だった。
身長150cmにも満たない理想の"チビ"アバターを手にした香蓮は、全身ピンクの戦闘服を身に纏い、プレイヤー"レン"となってGGO世界を駆け回る!
そんなレンの前に現れた美人プレイヤー"ピトフーイ"。GGO内ではレアな女性同士、意気投合するが――ある日レンは、最強ガンナー決定戦《BoB》のチームバトルロイヤル版《スクワッド・ジャム》への参戦をピトフーイから打診され……。
☆ 『キノの旅』時雨沢先生による、GGO篇スピンオフ!
すっごく遅れてしまいましたが、やっと読むことが出来ました! 時雨沢先生によるGGO篇スピンオフ。
アニメⅡ期で時雨沢先生が銃器の監修をしているというのは知ってはいましたが、どうもその縁でGGOのスピンオフを書かせてもらえる運びとなったそうな。
時雨沢先生といえば、『キノの旅』からそうでしたが、ライトノベル界きって銃器マニア。 あとがきによると、GGOの設定を知った時は心底悔しかったらしいですが、今回原作者の川原礫の許可を得て、思いっきりこの設定を活かした作品を書いております。
で、その内容なんですが、まあ、なんというか実にシンプル。
主人公の紹介&描写→スクワッド・ジャム開催→スクワッドジャム戦闘とたったこれだけ。
SAO本編だってもうちょっといろいろドラマがあるだろうに、こちらは清々しいほどに余計なドラマを排除して、徹底してスクワッド・ジャムでの戦闘シーンに費やされているのだから、時雨沢先生の熱意のほどが伺えます。 なにせこのシンプルなプロットで470ページもあるんだから(笑)。
☆ 白熱のチームプレイ!
全体の3分の2を占める戦闘シーンで、ここぞとばかりに描かれる銃器描写、チームプレイによるアクション、そしてほどよくバカな敵チーム(笑)など、流石と思うシーンがたくさんあるんですが、やっぱり時雨沢先生は作品において、何を見せて何を見せなくて良いのか熟知しているな~と思いました。 例えば敵が実生活で戦闘経験者であるかどうかを、敵側の描写をいれないで、主人公側の視点から見た敵チームの行動で判断させる描写とか、この辺、本家よりも上手いな~って思ってしまいました。
あと本家の方では、どうしても漢字が多かったりして、読みにくいところが、時雨沢先生の『キノの旅』文体と言うべき、独自の文体により、スゲー読みやすくなってて、ココらへんももしかしたら本家超えてね?って思うところでした。
何にせよ、スピンオフというにはちょっと長めな470ページという長さを、全くダレさせずに読ませちゃう時雨沢先生は改めて凄いと思いました。 時雨沢先生の作品を読むの、結構久しぶりだったんですが、ベテランの底力を見せられた、そんな気分です。
総評
主人公の、リアルでは長身で悩んでいるカッコいい系の女の子が、ゲーム内ではちびキャラを演じているというのも意外性があっていいし、今回で作品としてはカタルシスがある作りにしつつ、次回に続く謎もちゃんとあって、読めば読むほど、スキがない作りだな~ってのが本作の感想です。 これは次も読むしか無いでしょう!

にほんブログ村
- Tag List
- ライトノベル
- 電撃文庫
- 時雨沢恵一
- ガンゲイル・オンライン
- コメントをする・見る
- Comments(0)
- トラックバックをする・見る
- Trackbacks(0)
- カテゴリー
- 電撃文庫
2015年10月11日 23:34
アインクラッド編の知られざる冒険譚を描く、SAO外伝シリーズ第3弾!
今回はカップル二人でクルージング?ですか?
「ソードアート・オンライン プログレッシブ3」(川原礫著/電撃文庫)
作品紹介
デスゲームの舞台・アインクラッド城を第一層から描く≪プログレッシブ≫シリーズ最新刊!
「行くぞ、アスナ! しっかり掴まってろよ! ――ティルネル号、発進! 」
謎めいたダークエルフ騎士のキズメルといっときの別れを交わし、アインクラッド第四層を目指すキリトとアスナ。
扉を開けた二人の行く手を、勢いよく流れる谷川が阻む。正式サービスの第四層は、《水路》のフロアへと変貌を遂げていた。
なんとか街に到着した二人を出迎えたのは、湖水に浮かぶ白亜の街並みと、大小無数のゴンドラだった。
第四層を自由に移動するためには、専用のゴンドラを入手しなければならない。
キリトとアスナは、ゴンドラの船材をゲットするために、身の丈八メートルの大型火炎獣《マグナテリウム》に挑む――!
そして、アインクラッド第四層の攻略は、さらなる難関が待ち受けていた……!
「行くぞ、アスナ! しっかり掴まってろよ! ――ティルネル号、発進! 」
謎めいたダークエルフ騎士のキズメルといっときの別れを交わし、アインクラッド第四層を目指すキリトとアスナ。
扉を開けた二人の行く手を、勢いよく流れる谷川が阻む。正式サービスの第四層は、《水路》のフロアへと変貌を遂げていた。
なんとか街に到着した二人を出迎えたのは、湖水に浮かぶ白亜の街並みと、大小無数のゴンドラだった。
第四層を自由に移動するためには、専用のゴンドラを入手しなければならない。
キリトとアスナは、ゴンドラの船材をゲットするために、身の丈八メートルの大型火炎獣《マグナテリウム》に挑む――!
そして、アインクラッド第四層の攻略は、さらなる難関が待ち受けていた……!
☆ 今度の層は水路のフロア!? プログレッシブ第3弾!
つい最近、まさかの原作者・川原礫先生によるオリジナルストーリーの劇場版アニメが発表され、まだまだメディアミックスが終わらないSAOですが、なんだかんだしているうちに結構読むのが遅くなってしまったよ。
というわけで今回はキリトとアスナは船でドンブラコ。 ついでに水着でキズメルも一緒に風呂入ったりしちゃいます。
外伝なので、どうしても本編が進んでいないモヤモヤ感みたいなのが出てしまうとしても、それでも相変わらずディテールはさすがなので、なんだかんだで読めてしまいますね。 特に今回はアスナのラッキースケベ?なシーンが多かった。
なんだかんだで体密着したりとかが多し。
☆ さらっと他のレギュラーメンバーも登場。
具体的には名前は出てきてはいないですが、リズベットがさらっと出てきてたり、なんだかんだでこれからの展開を予感させる伏線があったりと、楽しみ方はいろいろ出来ると思います。 何より最近本編の方だとちょっと出番がご無沙汰なアスナとキリトのイチャイチャが見られるのがデカイ。
この頃だとまだ二人の関係がぎこちないのもイイよね。
総評
何気に「ガンゲイル・オンライン」のシリーズも始まって、いろいろ周回遅れ感が出てきてますが、なんとか読んでいこうと思います。

にほんブログ村
- Tag List
- ライトノベル
- 電撃文庫
- 川原礫
- ソードアート・オンライン
- コメントをする・見る
- Comments(0)
- トラックバックをする・見る
- Trackbacks(0)
- カテゴリー
- 電撃文庫
2015年06月22日 23:03
エロマンガ先生第3弾はみんな待ってた(?)水着回!
エルフの誘いで南の島にやってきたマサムネたちを待ち受けていたのは…。
「エロマンガ先生3 妹と妖精の島」(伏見つかさ著/電撃文庫)
作品紹介
南の島で執筆合宿! 人気シリーズ第3弾は、待望の"水着回"でお届け!!
「『夏の取材&執筆合宿』! あんたたちの夢を叶えるためには、必須のイベントよ! 」
無事に『妹小説』を書き上げた和泉マサムネは、売れっ子作家・山田エルフの誘いで彼女の所有する南の島にやってきていた。
引きこもりの妹・紗霧の件もあり、合宿に乗り気ではなかったマサムネだが、他ならぬ紗霧からの"後押し"や、ムラマサ先輩の参加もあって、この合宿を有意義なものにしようと意気込むが……。
「二人で遊んでましょう! 」仕事そっちのけで遊び始めるエルフ。
「こ、こんな水着で……外に出るなど」エルフにハメられえっちな水着を披露することになってしまったムラマサ先輩。
他にも新しく出来た執筆仲間やエルフの兄の登場など、マサムネはじめての執筆合宿はどうなってしまうのか――?
「『夏の取材&執筆合宿』! あんたたちの夢を叶えるためには、必須のイベントよ! 」
無事に『妹小説』を書き上げた和泉マサムネは、売れっ子作家・山田エルフの誘いで彼女の所有する南の島にやってきていた。
引きこもりの妹・紗霧の件もあり、合宿に乗り気ではなかったマサムネだが、他ならぬ紗霧からの"後押し"や、ムラマサ先輩の参加もあって、この合宿を有意義なものにしようと意気込むが……。
「二人で遊んでましょう! 」仕事そっちのけで遊び始めるエルフ。
「こ、こんな水着で……外に出るなど」エルフにハメられえっちな水着を披露することになってしまったムラマサ先輩。
他にも新しく出来た執筆仲間やエルフの兄の登場など、マサムネはじめての執筆合宿はどうなってしまうのか――?
☆ 南の島で、水着だらけの執筆合宿!
私、今回の話を読んで確信しました。
ムラマサ先輩は照れキャラだ!(今更)
この人何かを恥ずかしがってやっている時が一番可愛いことに、本当に今更ながら気がつきました。 前回の初登場巻ではまだどういうポジションの人なんだかよくわかってなかったので…。
というわけで今回は南の島ですってよ。 やったね、みんなが待ってた水着回だよ。
ここでエルフのお兄さん登場。 妹にはちょっと(かなり?)厳しい担当編集者です。 お兄さんからあの手この手で仕事をサボろうとするエルフが可愛い。
エルフの小説はこの島がモデルだったのね。 たしかにモデルがあればディテールが細かくなるのも当然。 相変わらず作品の内容については描かれないけども…。
でもどうせなら紗霧も来ればいいのにって思ったんだけど、ここで引きこもり設定が引っかかっちゃうんだよな~。
まあちゃんと見せ場あるのでよかった。 それにしてもなぜツイスターゲーム?
☆ エロマンガ先生G(グレート)って!?
今回の目玉は、というか発見は、なんだかんだ恥ずかしながらも、言われたことはちゃんとやってくれるムラマサ先輩の可愛さ。
そうかこの人はアイカツ!の蘭とかみやびポジションの人なのか(笑)。 こういう一見完璧超人っぽい美人さんが恥ずかしがり屋だと、次はどんな手で
そして伏見先生によるとこの3巻で第1部完らしい。 結構早いですな。
ラストに出てきた謎のエロマンガ先生G(グレート)の正体が気になったところで次回!
総評
それにしてもいい加減マサムネたち含め、登場人物たちが書いてる小説の中身をちゃんと書いてくれないですかね、伏見先生…。

にほんブログ村
- コメントをする・見る
- Comments(0)
- トラックバックをする・見る
- Trackbacks(0)
- カテゴリー
- 電撃文庫
2015年05月05日 21:28
新章突入! “アンダーワールド大戦編”開幕。
アンダーワールドと現実。 双方で進む陰謀の行方は。
「ソードアート・オンライン15 アリシゼーション・インベーディング」(川原礫著/電撃文庫)
作品紹介
「キリト、教えて……。私は……どうすればいいの?」
最高司祭アドミニストレータを倒した代償、それはユージオの死、そしてキリトの精神喪失だった。
激闘から半年後。アリスは、意志の無い虚ろな表情で車椅子に乗るキリトと≪ルーリッドの村≫に身を寄せていた。
整合騎士としての役目≪人界の守護≫をベルクーリに託したアリスは、心を失ってしまったキリトと静かに暮らすことを選んだのだ。
そして、≪アンダーワールド≫には、賢者カーディナルの預言した≪最終負荷実験≫が刻一刻と近づきつつあった……。
≪ダークテリトリー≫からの邪悪な息吹が≪人界≫に流れ込み始める。ついに、恐るべき闇の軍勢が動き出そうとしていた。
最高司祭アドミニストレータを倒した代償、それはユージオの死、そしてキリトの精神喪失だった。
激闘から半年後。アリスは、意志の無い虚ろな表情で車椅子に乗るキリトと≪ルーリッドの村≫に身を寄せていた。
整合騎士としての役目≪人界の守護≫をベルクーリに託したアリスは、心を失ってしまったキリトと静かに暮らすことを選んだのだ。
そして、≪アンダーワールド≫には、賢者カーディナルの預言した≪最終負荷実験≫が刻一刻と近づきつつあった……。
≪ダークテリトリー≫からの邪悪な息吹が≪人界≫に流れ込み始める。ついに、恐るべき闇の軍勢が動き出そうとしていた。
☆ 新章突入! アンダーワールド大戦編開幕!
前回のアドミニストレータとの戦いを経て、ユージオを失ったキリトは、心を失った状態になっていた。
アリスはそんな彼のことを想いつつ、ダークテリトリーからの侵攻に対する用意を進めていた…。
一方リアルでは、キリト覚醒のためにアスナたちが策を練る中、冷酷な男・ガブリエル率いる一団が、<最終負荷実験>のために、ダークテリトリー側のキャラクターとしてログインし…という展開。
なんだかアンダーワールドも現実世界もいろいろときな臭くなってきました。 今回登場した新キャラ・ガブリエルは川原先生お得意、もといレ○プ好きそうないかにもな下衆キャラですな。
周りでこれだけ事態が動いているのに、当のキリトは廃人状態だし、一体どうなってしまうのか。
最近ついにMOREDEBAN村に入村か、と思われていたアスナさんがようやく活躍し始めましたね。
どうもこれから出番が増えていくようですし、よかったよかった。
☆ アンダーワールド大戦編はどのぐらい続くのか?
前回までで結構な巻数を重ねていたので、今回から始まるアンダーワールド大戦編は一体どこまで続いてしまうのでしょうか。 ただここまでのシリーズの進み方を見る限り、アニメ3期の可能性は限りなく低いな~って思いました。 万が一やったとしても、明らかに2クールじゃ足らないだろうし…。
多分この辺に関しては、川原先生もアニメ化することを前提にはしていないんだろうな~って気がします。
ただ、次回から本格的に戦争が始まりそうなので、意外とサクサク進むのかも?
総評
いつのまにかこのアリシゼーション・シリーズはこの「ソードアート・オンライン」シリーズの最長シリーズになってますね。
なんかどんどん『ONEPIECE』コースをまっしぐらしているような。 長くなりそうですが、なんとか追って行きたいと思います。
ソードアート・オンライン14 アリシゼーション・ユナイティング 感想
ソードアート・オンライン プログレッシブ2 感想
ソードアート・オンライン13 アリシゼーション・ディバイディング 感想
ソードアート・オンライン12 アリシゼーション・ライジング 感想
ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング 感想
ソードアート・オンライン プログレッシブ1 感想
ソードアート・オンライン10 アリシゼーション・ランニング 感想
ソードアート・オンライン9 アリシゼーション・ビギニング 感想
ソードアート・オンライン8 アーリー・アンド・レイト 感想
ソードアート・オンライン7 マザーズ・ロザリオ 感想
ソードアート・オンライン6 ファントム・バレット 感想
ソードアート・オンライン5 ファントム・バレット 感想
ソードアート・オンライン4 フェアリィ・ダンス 感想
ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス 感想
ソードアート・オンライン2 アインクラッド 感想
ソードアート・オンライン アインクラッド 感想

にほんブログ村
- Tag List
- ライトノベル
- 電撃文庫
- 川原礫
- ソードアート・オンライン
- コメントをする・見る
- Comments(0)
- トラックバックをする・見る
- Trackbacks(0)
- カテゴリー
- 電撃文庫
最新コメント