2010年03月06日 20:31
![]() | 植物図鑑 (2009/07/01) 有川 浩 商品詳細を見る |
今回はいつもと毛色変わって恋愛小説です。
「植物図鑑」(有川浩著)。
読み終わってから気がついたのですが、これケータイ小説だったんですね。
帯で絶賛している書店員も、全員女性の方ですし。
「空の中」が個人的には良かったので読んでみたのですが、やっぱりケータイ小説というか、女性が好きそうな展開ではあります。
男の私としてはこういう展開はちょっと物足らないというか、ああ、女の子はこういうのが好きなんだなあという感想ですね。
しかし、イツキが語る植物うんちくは面白かったです。
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか? 咬みません。躾のできたよい子です」
「 ――あらやだ。けっこういい男。」
ある日、道ばたに落ちていた彼。
「樹木の樹って書いてイツキと読むんだ」。
さやかが彼から聞いたのは、それだけ。でも、それで充分だった。二人の共同生活は次第にかけがえのない日々となっていく―― 花を咲かせるよう、この恋を育てよう。
野に育つ草花に託して語られる、有川作品いちばんの特濃ベタ甘ラブストーリー!!
「 ――あらやだ。けっこういい男。」
ある日、道ばたに落ちていた彼。
「樹木の樹って書いてイツキと読むんだ」。
さやかが彼から聞いたのは、それだけ。でも、それで充分だった。二人の共同生活は次第にかけがえのない日々となっていく―― 花を咲かせるよう、この恋を育てよう。
野に育つ草花に託して語られる、有川作品いちばんの特濃ベタ甘ラブストーリー!!
この方の作品は私の中では、結構当たりはずれがあるので、今回はちょっと合いませんでした。
ですが、この方の「空の中」は、怪獣小説として優れておりますので、ぜひ読んでみてください。

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