『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』&『映画 プリキュアドリームスターズ』観てきました!

2017年03月19日 23:43



昨日公開されたアニメ作品『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』と『映画 プリキュアドリームスターズ』鑑賞してきました。

私、神山監督の作品って『攻殻機動隊』のTVアニメで触れたくらいでしょうか。 『サイボーグ009』も『東のエデン』も未見で今回鑑賞したんですが、なんかこう独特な空気感を持ったファンタジー(?)作品でしたね。 正直サスペンスあり、ロードムービーあり、ロボバトルあり、怪獣あり、青春あり、家族ドラマありと、とりあえず神山監督がやりたいこと全部載せしたような作品なんですが、あんまり詰め込みすぎという感じはしなかったですね。 主人公・ココネとなし崩し的に付き合わされるモリオの、なんともトボけたやり取りのせいもあってか、ふわっとした空気が全編を覆っているな~と思っていたら、パンフレットでファンタジー作家の上橋さんが同じこと言っていた(笑)。 幼馴染的なフランクな会話をしておいて、恋愛方面に話が行かないところはいい意味で良かったですね。
あとこの作品はおっぱいには訴えてこないですね(笑)。 最近そういう作品が続いたので…。

そういえば変形するバイクのデザインがどこかベイマックスっぽいな~と思ったら、デザインがコヤマシゲトさんなのね。
夢を見ている間の移動はどうなっているんだとか、なぜ主人公がそういう夢を見るのか全く説明がなかったりと、深く考えるといろいろ突っ込みどころがあるんですが、とりあえず色んなジャンルを全部載せしている分の面白さはあるので、見て損はないと思います。



そして最近、春・秋の恒例となりましたプリキュア映画。
今までのオールスターズからドリームスターズへと名前を変えて、出演するプリキュアも直近の3作に絞り、宮本監督ということでかなり3DCGを全面に押し出した予告編からして、何か今までのシリーズからは違うものを感じていたので期待してました。
結論から言うと、今までのオールスターズと比べるとお祭り感は薄れて、『一本の映画』としてちゃんとしたものを作ろう、という意志みたいなものが見える作品でした。 そういう意味では秋の単独映画っぽくなったとも言えるかもしれません。
それぞれのプリキュアたちの世界は2D作画で、そして今回登場するゲストキャラであるサクラの世界では完全に3DCGという風に、世界を移動したらルックが変わるというのはいいアイディアだな~と思いました。
あと今回プリアラ(キラキラ☆プリキュアアラモード)の面々が『魔法つかいプリキュア』『Go!プリンセスプリキュア』の世界にプリキュアを探しに行くんですがココでのやり取りがメッチャ面白いです。プリアラの面々が不審者扱いされてるのが ここの部分を膨らませてもうちょっと見ていたかったな~。 あきらの壁ドンとかね。 そこでのゆかりの顔がまたイイ!!
合間合間に挟まれるミラクルライトタイムも賛否あるとは思うけど、今までライトを振るのがラストバトルのときしかなかったのに比べるといいことだとは思います。ただ振るタイミングはちょっと映画の方で配慮してほしかったな。
阿澄さん演じるサクラとシズクの絆も良かったし、南キャンの山ちゃん演じる鴉天狗のイラッとするけどどこか憎めない感じも良かった。ということで正直かなり満足なんですが、鴉天狗含め敵側が結構あっさりやられてしまうので、オールスターズ映画としては食い足りないという意見もまあ分かるような気もします。 多分そこは先程も言いましたが、1本の映画としての完成度を優先したということなんだと思います。
ということでプリキュアシリーズの大きな転換点になるであろう作品なのは間違いないでしょう。 この方向性でこれからどんな作品ができていくのか、今から非常に楽しみです。
スポンサーサイト

『ナイスガイズ!』観てきました!

2017年03月15日 22:21



先週末ライアン・ゴスリング、ラッセル・クロウ主演のアクション・コメディ映画『ナイスガイズ!』を鑑賞してきました!
『ラ・ラ・ランド』に引き続きライアンゴズリング2連発ということで見に行ったわけですが、とにかく笑いました。
1977年のロサンゼルスを舞台に、ライアン・ゴスリング扮するダメダメ探偵マーチと腕力で揉め事を解決する示談屋ヒーリーの凸凹コンビがアメリカを揺るがす陰謀に迫るというストーリーなんですが、とにかくマーチのダメダメさが想像を超えていて、やることなすこととにかく面白い。 ハリウッド映画でよく見る窓ガラスをパンチで割って鍵を開けるシーンですら、マーチがやると大惨事になっちゃう(笑)。 ラッセル・クロウの熊っぽい感じもマーチのひょろひょろした感じといいバランスになってましたね。
1970年代のファッションや車に良さを見出すのもよし、いろんな楽しみ方が出来る良作です。
『ザ・コンサルタント』同様、続編希望です!!

『ラ・ラ・ランド』観てきました!

2017年03月05日 22:55



昨日『セッション』のデイミアン・チャゼル監督最新作『ラ・ラ・ランド』を鑑賞してきました!
先日のアカデミー賞でのゴタゴタでも話題になった本作ですが、結論から言えばすご~く良い映画でした…。
どのくらい良かったかというと、ミュージカルそんなに好きではない自分が見終わったあと『ミュージカルも悪くないな』と思うほどには素晴らしかったです。
女優になることを夢見ながらも、オーディションに落ちまくる日々のミアと、自身の店を持つことを目標にするジャズ・ピアニスト・セブ。 基本的にはこの二人のラブストーリーなんだけど、同時に夢を追いかける人への素晴らしいメッセージが込められていて、終盤はちょっと涙腺が崩壊してしまったよ…。
冒頭の高速道路でのダンスシーンを含め、全体的にダンスシーンを長回しでしっかり捉えているのも良かったし、何より背景にせよ衣装にせよ原色が強調された色使いをしていて、ミュージカルシーン以外でも全体的にどこか非現実感が漂っているのがイイ!
そのおかげで、ミュージカルシーンに入っても“浮いてる感じ”がしないので、ミュージカルシーンの唐突さが軽減されてる。
大人数でのシーンもいいんだけど、夜中街灯の下で二人で踊ってるシーンが自分的には好きだな~。 ああいう二人だけの世界になってるのってイイよね。 ロマンチックで。 ダンスが揃ってくると二人の心がシンクロしたみたいでいい表現でしたね。
ストーリーに難しいところはまったくなくて、途中二人の夢に黄色信号が灯っちゃうんだけど、お互いがお互いの夢を応援している姿にラブストーリーとかそういうのを超えて感動するものがありました。
そしてラストのミュージカルシーン。 あれは卑怯だよ(笑)。 あんなん絶対泣くに決まってるじゃん。
ハッキリ言えば“あり得たかもしれない未来”なんですが、ラスト二人が静かに見つめ合って微笑み合うところで“自分たちはその未来を選ばなかった。でもそのことを後悔はしていない”って感じに私は捉えました。 基本的にはハッピーエンドなんだけど、ちょっとだけ切なさが残るところはフランス映画っぽいですね。

というわけで、今年入って映画館で見た映画の中では今のところブッチギリでおすすめの作品です。 というか多分細く長く愛されるクラシックになっていくと思います。 見てない人は是非!!

『ザ・コンサルタント』観てきました!

2017年02月05日 22:45



公開から随分時間が経過してしまいましたが、昨日ベン・アフレック主演のアクション映画『ザ・コンサルタント』鑑賞してきました。
本当は先週見に行きたかったんですが、ドクター・ストレンジとマグニフィセント・セブンで時間いっぱいになってしまって見に行けなかったんですよね。
結論から言えば、この手の『一見普通に見えて、実は凄いやつだった』ものとしてはかなり良作だと思います。 ぶっちゃけ予告編から想像していた以上に良かったので、得した気分です。
この手のタイプの作品って『イコライザー』とか『ジョン・ウィック』とかいろいろあるんですが、脚本の見事さで言ったら前記の2作品と比べても明らかに上。 さっき“一見普通に見えて、実は凄いやつだった”と書きましたが、本作はこの“実は”の部分が重要で、実は~だったという展開がラストまで連続することで、この手のジャンルにありがちな展開を避けて先が見えない展開にすることに成功しています。 しかもその展開にするために登場人物の仕草とかちょっとした小物とかをさりげなく事前に出しておくことで意外ではあっても唐突に感じない作りになっていて、感心してしまいました。
そしてキャストがまた見事で、何はともあれ天才的な頭脳を持つ会計コンサルタントにして凄腕の殺し屋、そして自閉症持ちというほとんどマンガな設定のキャラクターをベン・アフレックが説得力のある人物に作り上げているのが凄い。 この人『ゴーン・ガール』の時にも思ったんですけど、ちょっと性格とか頭に障害がある感じを自然に出すのが上手いですよね。 あのちょっと死んだ目も今回の役にはぴったりあってると思いました。 J・K・シモンズのあの良い人なんだか悪い人なんだかよくわからない感じも素晴らしい。
監督のギャヴィン・オコナーは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が公開されたときにDVDがリリースされた『ウォーリアー』が大変素晴らしい映画で気にはなっていたんですが、ちょっと本作にも通じるテーマがあったりなんかして興味深いですね。
というわけで個人的には大変オススメの映画なので、是非劇場で見たほうが良いですよ!!

『ドクター・ストレンジ』&『マグニフィセント・セブン』観てきました!

2017年01月30日 23:18



リスアニLIVEが昨日まで行われていたんですが、参加するついでで『ドクター・ストレンジ』と『マグニフィセント・セブン』鑑賞してきました。

まず『ドクター・ストレンジ』ですが、去年予告編を見てからずーっと見たくてウズウズしていたんですが、ようやく見ることができました。
はっきり言って、中ニ病患者必見の映画です。 特に『インセプション』『マトリックス』辺りが好きな人は、映像でびっくりさせられること間違いなしです!! これは全員が思うところでしょう。

『インセプション』でもあったビルがグニャリと曲がる映像を100倍ぐらい激しくしたような映像にはただただ驚愕。 これはこれから真似されるだろうな~絶対。 重力の向きがコロコロ変わったり無重力になったりととにかく凄い。
魔法陣の描写も楽しくて、あんなに火花を散らしてる魔法陣がとにかくカッコいいです。 日本の『NARUTO』を参考にしたという手の動かし方も真似したくなります。 あのスリングリングによる円を描く動作もいいなあ。 アストラル体とか、テレポート、ミラー次元などなど、中二病患者がキュンキュンするワードや設定が映像付きで連発するので、『コンスタンティン』『リベリオン』ともども中二病マストの映画ですね。 それでいてマーベル映画お得意のユーモアセンスも流石。 魔術師がイヤホンやWi-Fi使ってたりね(笑)。
とにかくカンバー先生が得意とする“有能だけど性格難アリ”キャラがハマってて、ぶっちゃけこの人以外のドクター・ストレンジはちょっと想像できないです。 共演してるティルダ様やマッツ・ミケルセンも素晴らしい。
ただストーリーに関しては、ちょっと乗り切れなかったかもしれないです。 ストレンジが事故を起こした原因が完全に自分の不注意だったりと結構“自業自得じゃん”って思うシーンが多くて、感情移入出来るまでにちょっと時間がかかってる気がしました。 あと修行シーンがテンポ良く進むのはいいんだけど、なんだかそのせいであんまり技の習得に苦労してる感じがしないのもどうなんだろう。 まあエベレストに一人で置き去りにされたりと酷い目にあってはいるんですが(笑)
そして終盤の展開がまさかのリゼロ展開だとは思わなかった(笑)。“時間”というこの作品のテーマとも合ってるので、なるほどとは思ったけど、ちょっとカタルシス的な意味では物足りないかもしれない。 あとラスボスのあいつは、ビジュアル的にも好きになれなかった。 プリキュアの映画に出てくるラスボス感が凄い。

というわけで、ちょっとこっちがハードルを上げすぎてしまった感はありますが、それでも映画館で絶対見たほうが良い類いの映画です。



そして『マグニフィセント・セブン』ですが、ジョン・スタージェス監督の西部劇の名作『荒野の七人』のリメイク…と思ってたのですが、実際にはそもそもの原作である黒澤明監督の『七人の侍』の要素も取り入れたハッキリ言ってリブートといった作品です。
私は『七人の侍』は鑑賞して『荒野の七人』は未見なんですが、元の映画がめちゃめちゃ良く出来た脚本なので、ストーリーに関しては全く心配はしてませんでした。 その上主演がデンゼル・ワシントン、監督が『イコライザー』「サウスポー』のアントワーン・フークア監督ということで、もうぶっちゃけ不安要素ゼロなんですが、期待以上の活劇娯楽大作になっていて良かったです。
終盤の大銃撃戦が素晴らしいのはもちろんですが、意外とそこに至るまでの作戦立案・準備の過程が楽しいんですよね。 そこの7人それぞれの抱えてるものだったり、ドラマが挟み込まれて本当によく出来ているな―と思いました。
イーサン・ホークとイ・ビョンホンのコンビや、クリス・プラットのギャンブラー(手品師?)などキャラ立ちもバッチリで、とにかく楽しい作品です。 あと強い女性が出て来る辺りやっぱり今の作品だな―って思いました。
ということで、リブート作としてはメチャメチャ優等生な作品だと思います。 万人におすすめできる映画なのでぜひ!!