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目を擦る女

2010年04月03日 15:02

目を擦る女 (ハヤカワ文庫JA)目を擦る女 (ハヤカワ文庫JA)
(2003/09)
小林 泰三

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今回紹介するのは、以前紹介した「玩具修理者」の作者、小林泰三(こばやしやすみ)氏の作品集「目を擦る女」。
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運命のボタン

2010年03月27日 22:02

運命のボタン運命のボタン
(2010/03/26)
リチャード・マシスン

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今回は今月発売になるリチャード・マシスン短編集を紹介。
運命のボタン

去年から「Button,Button」が映画化になるとは聞いていたので、短編集出てくれないかなあと思ってたら、予想通り出ることになって、個人的にはよかったです。
まだ収録作品がわかってないので、感想は書けませんが、いい作品が収録されることを祈ってますよ。
(個人的には短編集初収録作品が多く入っているといいな~)

訪ねてきた見知らぬ小男は、夫婦に奇妙な申し出をする。届けておいた装置のボタンを押せば、大金を無償でご提供します。そのかわり、世界のどこかで、あなたがたの知らない誰かが死ぬのです。押すも押さないも、それはご自由です……究極の選択を描く表題作をはじめ、短篇の名手ぶりを発揮する13篇を収録。スピルバーグ、キング、クーンツら世界中のクリエイターたちに影響を与え、彼らに崇拝される巨匠中の巨匠の傑作集

もうひとつ欲を言ってしまうと、現在短編「スティール」が映画化されるという噂なので、そのときにもまた一冊出てくれないかな~なんて。

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一年でいちばん暗い夕暮れに

2010年03月17日 17:10

一年でいちばん暗い夕暮れに (ハヤカワ文庫 NV ク 6-9) (ハヤカワ文庫NV)一年でいちばん暗い夕暮れに (ハヤカワ文庫 NV ク 6-9) (ハヤカワ文庫NV)
(2010/01/30)
ディーン・クーンツ

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今回は私ひいきのディーン・クーンツの最新作「一年でいちばん暗い夕暮れに」。

クーンツは「ウォッチャーズ」「ドラゴン・ティアーズ」のあたりから犬好きなんだなあとは思ってましたが、ついに犬の小説を書いてしまいました。
実際は、虐待される犬を救助し保護する女性が主人公なのですが、よくこのネタでひとつの作品を書けたなあと思います。 それ以上に驚きなのは、解説の中でクーンツが「ウォッチャーズ」「ドラゴン・ティアーズ」を書いていた時に犬を飼ってなかったという事実です。その後トリクシーという犬を飼ったそうなんですが、なんでもっと早く飼わなかったのか不思議です。

ドッグ・レスキューとして虐げられた犬の救護に情熱を傾けるエイミーは、その夜、恋人のブライアンとともに不思議なゴールデン・レトリーバーを助けた。同じ夜、ある邪悪な男女が、長年追い続けた獲物を捕える罠をついに完成させようとしていた。因縁で結ばれた二組の男女の運命の岐路に、突如現われた黄金の犬が起こす奇跡とは?人の悪意がもたらす恐怖と犬への深い愛が織りなす、サスペンスフル・ドッグ・ストーリー。

不思議な犬、ニッキーとの出会い、ニッキーが来てからの不思議な出来事、謎のカップルの暗躍、エイミーの壮絶な過去。
これらの要素が複雑に絡みあって、読み応えがあります。
ノワールとしても良くできているので、クーンツ初めて!という人にも、そうでない人にもいいんじゃないでしょうか。

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ファントム

2010年03月11日 18:50

ファントム〈上〉 (ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション)ファントム〈上〉 (ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション)
(1988/08)
ディーン R.クーンツ

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今回は海外のモダンホラーを紹介。
ファントム」(ディーン・R・クーンツ著)。

これぞモダンホラー!!
とある町の住民が一夜にして、死体となって発見されるプロローグから、町に潜む謎の存在の正体がわかるまで、ひと時も目が離せませんでした。こんなに面白いホラー小説はそうないですよ。
最初から最後まで、読者を飽きさせないテクニックに満ち溢れております。

風光明媚な田舎町に異変が起こった。一夜にして全住民500人が死んだのだ!たまたま町を出ていて助かった二人の姉妹は、生者を捜してゴースト・タウンをさまよった。いったい何がこのような惨事を招来したのか?悪疫、放射能、有毒化学物質、それとも軍事用に開発された細菌兵器か?だが、見つかるのは胸のむかつく異様な死体ばかり。中には首や手を切断されオーブンに入れられた者や何かを恐れてバリケードを築き、拳銃を乱射している者まで発見された…。


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凹村戦争

2010年03月07日 10:47

凹村戦争(おうそんせんそう) (Jコレクション)凹村戦争(おうそんせんそう) (Jコレクション)
(2004/03/24)
西島 大介

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今回はSF好きにおすすめしたい漫画です。
凹村戦争」(西島大介著)。

凹村戦争の凹村とはオーソン・ウェルズからとったものですが、この作品、映画監督、俳優として活躍したオーソン・ウェルズと「宇宙戦争」で有名なSF作家H・G・ウェルズという2人のウェルズにささげられております。
この二人のウェルズはその昔、オーソン・ウェルズが「宇宙戦争」をラジオドラマで放送したところ、巧みな演出によって、聞いていた人が本当だと勘違いして全米がパニックになったという伝説の持ち主です。

山に阻まれた小さな場所――凹村。中学三年の凹沢アルは平坦な毎日を嘆き、上空を通り過ぎていく不思議な流星に願いをかける――「この平和な村がどうにかなっちゃえばいい」。偉大なる二人のウエルズに捧げる、ささやかな戦争と、やさしい終焉についての物語。

画風はかわいいのに、SFとしては非常にしっかりした作品で読み応えがあります。
西島氏の作品は基本的に質が高いです。どれもいい作品なのでおすすめですよ。

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