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『ベイビードライバー』見てきた❕

2017年11月05日 23:12



お久しぶりです。 ちょっとここ1か月ほど体調がものすごく悪くて、更新が出来ていなかったんですが、
またぼちぼち更新していこうかなと。
というわけでアニサマ行ったときに見た『ベイビードライバー』の感想です。

エドガー・ライト監督作品は未見で臨んだんですが、これは過去作見てみようかな…と思わせてくれるそんな快作でした。
銀行強盗もの、そして既存の音楽を効果的に使う、となると真っ先に浮かぶのがタランティーノ監督の初期作なんですが、この作品はその手法をさらに推し進めて、主人公の行動の動機、ストーリー、カット割りに至るまですべて曲に合わせて展開されるというこの手のジャンルでは見たことない映像が続きます。 『カーチェイス版「ラ・ラ・ランド」』という海外の評からもわかるように、カーアクション映画にしてミュージカルぽさもあるというなかなか挑戦的な作品。
もちろんカーアクション映画なので、冒頭のカーチェイスはとんでもないです。 最高なのは狭い路地をドリフトで抜けるシーン。
思ったんだけどこの映画ニコラス・ウィンディング・レフン監督の「ドライヴ」と見比べてみると面白いと思う。 冒頭の強盗を外で待機している感じが最近の流行なのかもしれない。
強盗グループ仲間のケヴィン・スペイシー、ジェイミー・フォックス、ジョン・ハムがまた三者三様で悪役として素晴らしくて、普通に怖いんだよこの3人(笑)。 ヒロインのリリィ・ジェームス、実写版の「シンデレラ」やった人だけあって月並みですがメッチャかわいいです。
そして主役のアンセル・エルゴートがちょっと子供っぽさが残る顔つきが、今回のストーリーにバッチリはまってて見事。本当にキャラがどんな奴かよくわかるというか、“キャラの立ちっぷり”が上手いんですよこの映画。
銀行強盗、カーチェイス、青春映画、ミュージカル。 これだけいろいろ盛り込んであるのに、ボーイ・ミーツ・ガール要素まであって、ハッピーエンド。 しかもそこに至るのにちゃんと伏線があっての展開だから、これ普通に名作じゃないですか?(笑)。
今年ほんとベスト級が多くて困ってるんですが、また困るやつが出てきてしまったよ。 というわけで超・おススメです❕❕
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『アニサマ2017』行ってきたよ!!

2017年09月07日 23:22

先月末ですが『アニサマ』行ってきましたよ! 本当はもうちょっと早く感想を書きたかったんですが、アニサマから帰ってきてすぐ季節外れの風邪で寝込んでしまったので、こんなに後になってしまいました…。

自分は2013年から行っているので、5回目のアニサマなんですが、いや~ココ最近は(特に去年)若干の迷走感が漂っていたただけに、さすがにスタッフもこれではマズイと思ったのか、今年はかなり力が入ってましたね。 ココ近年の中でもかなり攻めたセトリでした。
初日トップのSOS団にもびっくりしたけど、やっと生で見れたAqours、セトリが完全に初心者置いてけぼりだったミリオンスターズなど、それぞれのアーティストがそれぞれに全力を出していたなーって感じでした。 知らないアーティストでも結構盛り上がってしまった(笑)。

いや~今年のアニサマのBDはすぐ欲しいなー(笑)。

アイドルマスターシンデレラガールズ 5thLIVE SSA公演!

2017年08月21日 23:30

もう1週間経過してしまいましたが、一応報告です。
公演の内容や感想については私なんかより熱量のある方がいらっしゃいますので、そちらにまかせるとして、これだけは言わせてください!!
SSA公演最高だったよーーー!!!
来年のドーム公演も絶対行くぞ!!

『スパイダーマン ホームカミング』&『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』観てきました!

2017年08月19日 12:02



先週ですがデレ5thSSA公演のついでで、『スパイダーマン ホームカミング』鑑賞してきました。

実を言うと今までスパイダーマンの映画、サム・ライミ版とマーク・ウェブ版(アメイジングスパイダーマン)計5作ちゃんと見たこと無くて、予告編やテレビでちょっとやってるのを軽く見たぐらいの記憶しかないんですが、いや~面白かったです。
マーベル映画って基本的にクオリティは総じて高いんですが、スパイダーマンは過去5作品あるし、結構ハードルが高いはずなんですが、ああ、こうきたかというシーンの連続でした。

まずもう予告編から見て分かるんですが、今回のスパイダーマンの舞台、ニューヨークのちょっと郊外の住宅街がメインなんですよね。 今までのシリーズはビル街のど真ん中でのシーンが多かったので、差別化という意味でも素晴らしいし、何より地域密着感というか“ご近所ヒーロー”感が凄く強調されてるのが印象的でした。 そしてそれを活かしたギャグ(スパイダーウェブを引っ掛ける高い建物が無くて走るしかない)もしっかり入っていて終始笑ってしまいました。
笑いといえば今回ピーターの友人として出て来るネッドのシーンがどれも笑ってしまうんですよね。 というかネッドのあのボンクラの塊みたいな風貌はとにかく最高でした。

トニー・スタークがこの作品では父親代わりとして機能しているんですが、ピーターが終始トニーに認めてもらおうと奮闘する辺りは普通に青春映画として良く出来てると思いました。 トム・ホランドが背が低くてよく喋るので、見た目以上に幼く見えるんでしょね。

あと作品内で誰も死んでないのが地味にポイント高し。 誰か死んじゃうとちょっと重い話になっちゃいますしね、ご近所ヒーローなのに。 敵のバルチャーも救出する流れになるのは、過去5作品ではちょっとなかった展開なのではないでしょうか。

というわけで、個人的にはマーベル映画の中でもかなり上位に来る出来の作品だと思います。



そして昨日ですが『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』鑑賞してきました。

なんか久しぶりに新房昭之☓シャフトの作品を見た気がするんですが(最近シャフト作品ご無沙汰なんです…)、脚本が映画監督として『モテキ』『バクマン。(実写版)』の大根仁氏、そして『君の名は。』のプロデューサーである川村元気氏が組んで映画となれば注目するなという方が無理でしょう。

で、実際見てみた感想なんですが、良いところもあるんですが、思っていたよりも下回ってきたな~っていうのが正直なところ。
少なくともこれを『君の名は。』の次として全国300館で公開するプロデューサーはちょっと無謀なんじゃないか。


まず良いところはヒロイン・なずなをとにかく可愛く見せようという気合は確かに画面から伝わってくること。
キャラデザが物語シリーズの渡辺氏なのでそのへんはもうさすがとしか言い様がないんですが、そこにシャフト作品ではおなじみの凝った&フェチズムに溢れたアングルで見せられるので、それだけでも見る価値はあると思います。
個人的は主人公よりもなずなの方が背が高いというのがポイント。

でも良かったのはその辺ぐらいで、あとはちょっとツッコみどころが多すぎるんですよね、この映画。
そりゃ『君の名は。』だってツッコミどころ大量にありましたけど、この『打ち上げ花火~』と比べたら可愛いものですよ。

いわゆるタイムループもの、いや“セーブポイントまで戻ってやり直し”ものって言ったほうがこの作品には合ってる気がする。
両親に無理やり連れて行かれそうになるなずなを救出する→失敗→謎の石でもう一度→今度は上手くいくという、とにかく主人公のご都合主義的に話が進むのは今どき珍しくもないんでまだいいとしても、
最終的に改変する前の、元の世界に戻ろうとする動機が凄く納得しづらいんですよ。 もっというと改変されたあとの世界のままだと具体的に何がどうマズイのか描かれてないから、このままでいいじゃんって気がするんですよ。
確かに改変したあとの世界で、花火が平らになったり、空に文様が出たりして世界が変わったというのが分かるんですが、それによってどういう悪影響が出ているのかがさっぱりわからない。 これ同じく新房監督だったら『まどマギ』はほむらがまどかを救いたいために時間を繰り返すたびに事態がどんどん悪化していく過程がしっかり描かれてたじゃないですか。 世界の変化に対して、なずなと典道以外の戸惑っている反応とか混乱を描いていればまだ話はわかるんですが、
そういう悪影響の部分を全くすっ飛ばしたまま、このままではいけないとかいう話になっていくので、どうにも説得力がない話になっちゃってますね。

そしてもう一つ根本的な話ですが、『君の名は。』風の美しい背景描写・田舎の描写と、新房監督の非常にケレン味溢れる演出がどう考えても歯車が噛み合ってない。
物語シリーズと比べるとかなり抑えめにはなっていますが、電車内でのなずなの心象世界のシーン、CGのクオリティの低さもあって、完全に他のシーンから浮いてるんですよね。 物語的な必然性も全然ないし。
CGのクオリティっていうと、人物周りが全体的にショボかったな…。 冒頭の典道たちの登校シーン、今時あそこまでCG感バリバリの自転車シーンて逆に珍しい気がする。
これ物語シリーズだったら、ああ、こういう演出なのねって納得もできるけど、この映画に関しては奇をてらった演出をすればすれほどマイナスになってく気がする。

最後にほんと気の毒だったのが、主人公・典道の友人の祐介の扱い。
前半でなんか意味ありげに主人公と喧嘩するシーンがあったりなんかして、ああこれが後で伏線で効いてくるのね、と思っていたら、なんとビックリ、映画後半ではそういった伏線を回収されることもないまま、いつの間にか他の3人と同じ“その他大勢”になってて感動とは違う意味で涙が出てきてしまったよ。
意味ありげに出てきて、物語上の意味も何もないまま、モブキャラとして終わるって、こんな可哀想なキャラ近年見たことないよ!
友人たちもさ、ドラマ版が小学生だったのを中学生に変更したせいで、
花火が丸いか平べったいかの話が、小学生の微笑ましい勘違いから、ものすごく頭の悪い男子中学生のダベリ話になってるし、とにかく主人公の友人たちが頭悪い連中なんだというのはスゲー伝わってきた。

声優陣も広瀬すずはいいとして、菅田君がな…。 特に上ずった声を出してるときが不自然になっちゃうんですよ。

渡辺明夫氏のキャラとフェチズム溢れるアングルで楽しめるとは思いますが、そうではない人には何も残らない映画のような気がします…。

アイドルマスターシンデレラガールズ 5thLIVE 福岡公演LV!

2017年07月30日 23:53

ついさっき帰宅しました~。 いや~楽しかったですよ福岡公演!

地方公演は今回が最後だったわけですが、じゅりーやねこさんなど、九州出身のキャスト・キャラが多かった公演でしたね。
初登場の高田さん、春野さんがちゃんと爪痕を残していってて大満足。 高田さんはウィッグつけてよしのんに寄せてくる力の入れよう。 春野さんは2日目の好いとうよ選手権でまさかの優勝! 予想してなかっただけに良かったですね。
中野有香役の下地さんは、4thでのガチガチに緊張していた頃から比べると幾分緊張が抜けて笑顔が多くなってましたね。
『恋色エナジー』も良かったけど『Nothing but you』のクールな曲でも堂々センター務めていたのが印象的でした。

そして後半はもちろんなおかれのターンですよ。
『Frozen Tears』からの意外過ぎる『memories』に驚きました…。 奈緒と加蓮でこの曲は色々エモい。
そしてそこからの奈緒の新曲『Neo beautiful pain』 いや~ちょっとコレは次元が違った。 ホテムン以来の衝撃かもしれない。
とにかく照明の演出がストロボ多めでカッコいいのに、2日目のMCでまつえりさん発案で振り付け増やしたというのだから驚きです。
そしてそこからのヴァルキュリア→Tulipで死にました…。

最後のMCでも村中さんと種崎さん以外(笑)はそれぞれこの公演に対する熱い思いが涙になって伝わってきましたよ。
あ、種崎さんはMCその場所定位位置でお願いします(笑)。

そしてデレ5thツアーも残すはSSAのみとなってしまいましたが、過去最大規模の公演になるのはほぼ間違いないので、今からワクワクが止まりません!